オペラのヒロイン 2
蝶々夫人🦋
イタリアオペラの中で唯一、日本の長崎を舞台とし日本女性を主役に描いた作品です。
さすがにこの作品は知っている方が多いのではないでしょうか。
内容までは全部知らないけれど、『ある晴れた日に』という蝶々夫人のアリアだけは聞いたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。
この作品は本当にハンカチ2枚必須、涙なくしては観れませんね。
私は練習している時に本当に気持ちが入り込み、泣いてしまって歌えなくなり困ったことがありました。
蝶々さん
日本女性がみんな蝶々さんのように純粋でひたむきに1人の男性のことを信じて待ち続けるなんて事はありませんよね。
でも、世界中でこのオペラが上演されることで、海外の人は日本女性に対する考え方が蝶々さんのイメージと重なり合うことがあるかもしれません。
現実にはこのような女性は今の日本にはいませんが、、、、。。
家が没落したため芸者となり15歳でアメリカの海軍少尉ピンカートンの現地妻となるのですが、それを本当の結婚と信じてしまう蝶々さん。
彼が本国に帰った後も3年間、毎日ピンカートンの船が港に着くのを丘の上の家から見ていたいじらしさ。
青い目をした金髪の巻毛の息子を育てながら今日か明日かと、きっと帰ってくるに違いないとピンカートンを信じて。
しかし、ピンカートンは子供が産まれていたことは知らず、本国で結婚してしまいます。元々武家の娘であったことで、いざという時は自ら死を選ぶという教えを受けて育てられた蝶々さんは悲しい最後を迎えました。
ピンカートンはなんて悪い男だと女性の敵のように感じてしまいますが、日本に駐留する間の慰めに芸者を買っただけなのです。
けしてピンカートンの味方をするつもりはありませんが。
作品はとても分かりやすく親しみやすいものですので、ぜひ最初から最後まで観ていただきたいですね。